若葉の緑が青空に映える5月は新茶の季節。ぜんぶが新茶を使っているわけではなかろうけれど、抹茶味のお菓子もまた旬を迎える。いろんな商品がたくさん出回って、あちこちで目にするから、5月は抹茶スイーツが食べたくなる。抹茶とコーヒーは相性が良くて、コーヒーのおともにも、もってこいだ。
何がいいかな。
抹茶とコーヒーは相性が良いと知ったのは、スターバックスの抹茶クリームフラペチーノがきっかけだった。エスプレッソのショットを追加するカスタマイズがおいしいと、誰かに教えてもらったんだ(オフィシャルサイトのおすすめカスタマイズには入ってないみたい )。
だから、抹茶とコーヒーの組み合わせと聞くと、抹茶とミルクとコーヒーが頭に浮かぶ。たとえば、ブラマンジェに抹茶ソースなんて、どうだろうか。抹茶を混ぜたブラマンジェにするんじゃなくて(blanc=白じゃなくなっちゃうし)、白いブラマンジェに添えるソースで抹茶の濃い緑色を生かした方が、新緑の季節には合いそうな気がする。
ゼラチンではなくコーンスターチで作る、とろみのあるブラマンジェ*1 にして、食感が重い分、生クリームは使わず牛乳だけのあっさりした味わいに。香りづけはアーモンドやバニラよりキルシュワッサー(さくらんぼ)の方が抹茶の青い香りには合うんじゃないかな。
材料と作り方はこんな感じ。
抹茶ソースの牛乳ブラマンジェ 材料と作り方 (プリンカップ2個分)
- 鍋にブラマンジェの材料を合わせて混ぜ合わせ、20分程度おいておく
- 牛乳 250ml
- 砂糖 大さじ2と1/2
- コーンスターチ 大さじ2
- 《抹茶ソース》別の小鍋に砂糖と水を入れ、混ぜながら中火にかける。大きな泡が立ってきたら火から下ろし、器に入れた抹茶に少しずつ加えて混ぜる。茶こしで溶け残りを濾す
- 砂糖 大さじ1
- 水 大さじ2
--- - 抹茶 小さじ1
- 休ませた①の鍋を混ぜながら中火にかける。底の方が固まってきたら火を止めて全体を混ぜ、混ざったら再加熱する。とろみがついたらキルシュワッサーを加えて混ぜ、プリン型に流す
- キルシュワッサー 小さじ1/2
- 粗熱が取れるまで冷まし、ラップをかけて冷蔵庫で冷やし固める(2時間〜)
- 固まったブラマンジェを皿に出し、周りに②のソースを流してオレンジピール を飾る
- オレンジピール 適宜