スフォリアテッラをつくった時に、卵黄でカスタードクリームをつくって、卵白が1個分余った。使いみちのない卵白は、とりあえず冷凍庫に入れておいて、次の何かに備える。
冷凍した卵白はメレンゲにしやすいらしく、攪拌する時間を短縮するために、わざわざ作業前に冷凍庫に入れたりする。冷凍された卵白がスタンバイしているというのは、とても心強いことなのだ。
不要不急の外出を避けた暮らしは、極まるところ、寝て起きてごはんを食べる暮らし。変わり映えのしない生活空間の中で工夫して工夫して、機嫌よく暮らす術を探してきたよね。
食材をやりくりして、食卓に変化を。1個の卵の黄身と白身で違うお菓子を作るのも、変化のない暮らしに、いくばくか、目先の変わった刺激を与えてくれる。卵黄でカスタードを作ったでしょう、卵白はどうしようか。
シュレッドココナッツを使って、マカロンクッキーなんて、どうだろう。ココナッツの香りがコーヒーにばっちり合いそうだ。
長すぎるおうち時間コーヒーのおともに、卵白1個でつくるココナッツマカロンを。いつまで続くのかわからないけど、退屈に負けず、いつものようにコーヒーを淹れよう。
材料と作り方はこんな感じ。あっという間に、しなしなになるから、焼きたてのカリカリなうちにたいらげてしまうことを推奨。
卵白1個分でつくるココナッツマカロン 材料と作り方(10個分)
下準備:オーブンを180℃で予熱する
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卵白に砂糖、塩、バニラオイルを加えて混ぜ、白っぽくなるまで泡立てる。
- 卵白 1個分
- 砂糖 大さじ3
- 塩 ひとつまみ
- バニラオイル 少々
- ①にココナッツを混ぜる。
- シュレッドココナッツ 3/4カップ(150ml)
- オーブンシートを敷いた天板に大さじ1杯くらいずつ落として形を整え、180℃のオーブンで12~15分焼く