【レシピ】冷凍パイシートと桃缶のシュトゥルーデル を先に読む
そういえば、フルーツの缶詰って、あんまり食べない。
学校給食のフルーツポンチとか、カルピスかん、ヨーグルトサラダあたりに入っていたような気がする。みかんとか、桃とか。それはそれは心ときめく献立だったはずなのに、家で同じようなものを作ろうとしたことはなかったな。缶詰のフルーツを買って食べる習慣がない。
いちばん最近食べたのは、パイナップルのケーキを焼いた去年の夏だ。
フルーツのコンポートみたいなものなのだから、コーヒーにだって合うに違いないし、もっと活躍の機会があっても良さそうなものなのに。事実、どこのスーパーにも必ず売り場がある。私よりも高頻度で買う人が、たくさんいるんだろう。
缶詰をつかって、なにかコーヒーのおともをつくってみようか。
写真がおいしそうに見えた、これを買ってきた
黄桃と言ったら、夏のレシピだ。黄桃とリコッタチーズのシュトゥルーデルなんて、おいしそう。
手軽に振り切って、生地は冷凍パイシートで代用する。リコッタチーズのかわりに水切りヨーグルトでいいや。2枚入りのCHOICE ビスケットが1袋残ってるから、それも使う。缶詰以外はぜんぶ家にあるものでなんとかなった。
シロップ漬けのフルーツは、きっと単調な甘さになっているのだろうと思っていたけれども、微かな渋みも感じられて、“ちゃんとフルーツ” の複雑な味がした。焼き菓子に缶詰の黄桃、いいかも。
冷凍パイシートと缶詰を使って手軽に作れるおともだから、コーヒーはドリッパーで、ていねいに淹れようかな、という気持ちになる。
夏の疲れを引きずって、しばらくドリップコーヒーを淹れていなかった。粉で買ってきたコーヒーをマキネッタで淹れてレンチンした牛乳をあわせたカフェラテばっかり。そろそろドリッパー復活の時期じゃないか。
じっくりドリップコーヒーのおともに、冷凍パイシートと缶詰の黄桃でシュトゥルーデル。楽しいコーヒータイムが負担にならないように、がんばれることはがんばって、がんばれないことは手軽に済ませてしまおう。
材料と作り方はこんな感じ
冷凍パイシートと桃缶のシュトゥルーデル 材料と作り方
※ 8cm×10cmパイシート使用
下準備①:ヨーグルトはペーパーフィルターやキッチンペーパーなどで水切りをしておく
下準備②:桃は1cm角にカットしてお
下準備③:オーブンは190℃に予熱するく
- 天板の大きさにカットしたオーブンシートの上にパイシートをのせ、同じ大きさのオーブンシートを被せて、めん棒で、できる限り薄くのばす
- 冷凍パイシート 1枚
- パイシートの短辺を横にして置く。とじ目になる奥側2cm・両はじ1cmくらいを残して、全面に溶かしバターを塗り、粉に砕いたビスケットを散らす
- 溶かしバター 5g
- ビスケット 2枚 ※森永CHOICE を使用
- ビスケットを散らした生地の上に、カットした桃と少量ずつの水切りヨーグルトを点々と置く。下に敷いたオーブンシートを持ち上げて、生地を手前から奥に折り畳むようにして巻いていく
※ 両端を指で押さえてとじながら巻く - 水切りヨーグルト 30g ※水切り前:80g
- 缶詰の桜桃 半割2個分
- 巻き終わりを指でつまんでとじ、巻き終わりが下になるようにしてオーブンシートごと天板にのせる。上面を水で濡らし、粉糖を全体に振るいかける
※ 粉糖は表面が白く覆われるくらいたっぷりかける - 粉糖 適量
- 190℃に予熱したオーブンで45分焼く
※ 焼き色は均一につかないので、焼き色がついたところはアルミホイルで覆い、焦げないようにする