【レシピ】ピスタチオクッキーのかぼすバターサンド を先に読む
本当にびっくりしてしまうのだけれど、もう10月。早い。今年に入ってから、あとで振り返って思い出せるようなこと、何をしたかな?と考えてみて、すでに思い出せなくなっていて、焦る。
ちゃんと「いま」を味わっておかなくては。いまは、どういう季節なんだっけ。
スーパーに生産者さんが商品を直接だしている「道の駅」のようなコーナーがあって、かぼすが出ていた。そういう季節か。いいね。かぼすや柚子みたいな日本の柑橘で、ライムを使うレシピを試してみたかったんだ。
ライムでつくるところ、かぼすが香る蜂蜜バターでピスタチオのクッキーサンドなんてどうだろう。
かぼすの皮と果汁の香りがピスタチオに合う。この置き換えはアリだと思う。コーヒーのおともにもばっちりだった。ピスタチオとコーヒーの相性が、まず間違いないし、かぼすの酸味と苦味も馴染みが良かった。クッキーサンドは冷蔵庫で冷やして、バターの食感を固めにするのが好みだ。
旬を感じるコーヒータイムのおともに、ピスタチオクッキーのかぼすバターサンド。柑橘の酸味と香りがしっかり立っているから、コーヒーは浅煎りより深煎りの方が合うんじゃないかな。エスプレッソとかマキネッタで淹れたような味わいがマットなコーヒーがいいと思う。
卵白しか使わないレシピだと卵黄の使い道に迷うかもしれない。困ったときは、レンジでつくる簡単カスタードにしてしまおう。
材料と作り方はこんな感じ
ピスタチオクッキーのかぼすバターサンド 材料と作り方
下準備①:バターを室温に戻しておく
下準備②:かぼす(無農薬のもの)はよく洗い、表皮は薬味おろしなどですりおろし、果汁は絞っておく
下準備③:オーブンを190℃で予熱する
- クッキーをつくる。ボウルに粉類とピスタチオパウダーを合わせて混ぜた後、卵白を加えて混ぜ合わせる
- ピスタチオパウダー 100g
- 粉糖 100g
- 薄力粉 大さじ2
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 卵白 1個分
- ①の生地で28個分のボールを作り、オーブンシートをしいた天板に並べる
※ 焼くと平らに広がるので、間隔を充分に取れない場合は半量ずつ2回に分けて焼く
- 170℃のオーブンで8-10分焼き、焼き上がったら冷ましておく
-
クッキーを焼いて冷ましている間にフィリングをつくる。材料を混ぜ合わせる
- バター 50g
- ハチミツ 大さじ1
- かぼすの皮 1個分 ※すりおろし
- かぼすの絞り汁 小さじ1
- ③のクッキー2枚で④のフィリングをはさむ
ピスタチオを湯がいて皮を剥いて、フードプロセッサーで粉砕する、という手もあるけど、パウダーになっているのを使うのが便利。粗く刻んだものを使ってもいいと思う