マネケンの期間限定商品にシュトーレンワッフルというのがある。これが素敵においしい。
この商品はシュトーレン風にアレンジされたワッフルなんだけれども、シュトーレン生地をワッフルメーカーで焼いてみたらどうなんだろうか、と試したい気持ちがムクムクと湧いてきた。
そんな折、チェコの蜂の巣型クッキーを初めてつくったら、クッキー生地と中のバタークリームの配分をまずって、バタークリームを大量に余らせてしまって。クッキー生地をもっと薄く型に詰めて、1個あたりのバタークリームの充填量をもっと多くしなきゃいけなかったんだと思う(本物を食べたことがないからわからない)。
バタークリームは、バター + 粉糖 + 牛乳 + ダークラム + 卵黄 を混ぜたもので、シュトーレンの材料とかなりかぶっている。粉とイーストを混ぜたら、作れそう。
やってみたら・・・できた!
材料のバター・砂糖・卵をバタークリームに置き換えて、ナッツとドライフルーツは半量にして作ったシュトーレン生地をワッフルメーカーで焼いたら、ちゃんと、シュトーレン。シュトーレンワッフル。1本分の生地で6個焼けた。
格子状のデコボコでカリカリ食感を感じるところが増えるから、また、違ったシュトーレンになって、ふわふわワッフルとも違って。もちろん、コーヒーのおともにばっちりだ。仕上げの粉糖は、躊躇なくたっぷりかけるのがいいと思う。温かいうちに、ダークラムとバターを表面にしっかり塗ってね。
クリスマスのコーヒーのおともに、シュトーレンワッフル。
今年はクリスマスのお菓子を3種類つくったけど、まだまだ、たくさんあるんだよね。イベントごとのお菓子は、色々あって、楽しい。
リッチャレッリも、クリスマスのお菓子
余ったバタークリームを使わない場合の材料と作り方はこんな感じ
シュトーレンワッフル 材料と作り方
※ 6個分
下準備① レーズンは熱湯で洗って水気を切り、分量のダークラムに漬けておく
下準備② バターは1cm角くらいに細かく刻み使う直前まで冷やしておく
下準備③ ナッツは160℃のオーブンで7分ローストし、細かく刻んでおく
- 合わせた粉類に、刻んだ冷たいバターをあわせ、指ですりつぶしながらサラサラの粉状に混ぜる
- 強力粉 100g
- 薄力粉 50g
- きび砂糖 25g
- 塩 ふたつまみ
- ドライイースト 小さじ1/2
- バター 50g
- ①に液体の材料とラム漬けのドライフルーツ(水気は切る)、刻んだナッツをあわせて汁気がなくなるまで混ぜる
- とき卵 30ml(1/2個)
- 牛乳 25ml
- レーズン(カリフォルニア・サルタナ・グリーン)・オレンジピール・ドライアプリコット 合わせて35g
- ダークラム 25ml
- くるみ・アーモンド・カシューナッツ・ピスタチオ 合わせて25g
- ボウルに入れてラップをし、室温で1時間~1時間30分おいておく
- 丸め直して6等分し、ぬれぶきんをかけて30~40分おく
- 生地がひと回り大きくなったらワッフルメーカーを予熱する。薄くバター(分量外)を塗って中弱火で片面1分ずつ返しながら焼き色がつくまで焼く
- 焼き上がったら熱いうちに刷毛でラム酒を塗ってから溶かしバター(600W電子レンジ加熱20〜30秒)を表面に塗り、上から粉糖を振る
- ダークラム 25ml
- バター 25g
- 粉糖 適量
直火式のワッフルメーカーを使った。2枚同時に焼けるけど、火の通りが均等にならないから、左右一面ずつガス火が真ん中になる位置にずらしながら焼いた