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自分のために淹れるコーヒーのおともに、余ったタルト生地のクッキー

 

【作り方】タルト生地のクッキー を先に読む  

 

タルト生地のクッキー  レシピ

 

冷凍庫に、タルトを作った時の余り生地があるのを発見した。発見も何も、自分で入れてそれっきり、忘れていた。

 

作りやすい量と必要な量は必ずしも一致しないから、こういうことになる。卵1個分で作れるタルト生地を作って、使ったのは半分くらいだったんだ。

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もう一回、同じサイズの型でタルトを作れば使いきれるけど、フィリングを用意するのは、ちょっとめんどくさい。とは言え、そのうち使うつもりで1ヶ月以上経ったこの生地をまた冷凍庫に戻してよいものか。冷凍庫の化石になりそうだ。もう、手間をかけずにそのまま焼いてしまえ、という投げやりな気持ちになる。

 

生地を焼いただけだと、たぶん、クッキーとしては素朴どころじゃない物足りなさになってしまうから、何かをのせたり、挟んだり、くらいの手間はかけよう。冷蔵庫やストック棚を物色してみた。

 

ドライアプリコット、チェリージャム、スライスアーモンド、コーヒーシュガー。このあたりが使えそうな気がする。

 

ドライアプリコットはいただきもの。1個2個食べたら満足するくらい味が力強くて手がのびなくなっていた。ジャムは冷蔵庫にあったサン・ダルフォーのやつ。たまたまチェリーだっただけで、また違う日だったら、ブルーベリー、ストロベリー、カシス、あるいはアップル・シナモンだったかもしれない。どれも合いそう。

 

スライスアーモンドは、ピーチ・メルバに使ったやつがまだ残っていた。

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小粒のコーヒーシュガーは、カステラに使ったことがある。そのまま口に入れても食感が邪魔にならない程度の大きさがちょうどいいんだ。

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あるもので作った割には、なかなかの仕上がりになった。なかなか、というのは、わざわざ材料を揃えてまで作るほどのものではないが、悪くないね、くらいのものだ。桃を切り分けたあとで食べる、種のまわりの果肉がおいしいとか、それくらいの。種のまわりを食べるために桃を買ったりはしない、程度の、なかなかの良さ。偶然が重ならない限り作ることはなかったのだから、ある意味、貴重かもしれない。

 

チェリージャムとドライアプリコットの組み合わせが、すごく良かったんだ。コーヒーにもよく合うし。この組み合わせで、また何か作りたい。

 

自分のために淹れるコーヒーのおともに、余ったタルト生地のクッキー。自分のためなんだから、自分が満足できる仕上がりならそれでいいんだ。

 

余りものから「よそ行きでないおいしさ」のヒントを受け取って、時には、誰のためでもない、自分が楽しむだけのコーヒータイムに集中するのも悪くないと思う。

 

 

材料と作り方はこんな感じ

 

 

 

  タルト生地のクッキー 材料と作り方

タルト生地を冷凍保存していた場合は室温で自然解凍しておく

  1. タルト生地を厚さ5mm程度に薄くのばし、円形の型で抜けるだけの数を抜く。余り生地はまとめて一塊にしておく
    ※ 手につく場合は生地の表面に打粉をふる
  2. アプリコット入り】①の円形生地を2枚使って1個分を作る。2枚のうちの一方は中心を星型で抜いておく
    ※ 抜き取った星形の生地はそのまま焼いても良いし、①の余り生地にあわせてもよい
     
  3. ②の穴があいていない円形生地の中央にジャムを少量塗り、ドライアプリコットをのせて、星型で抜いたもう1枚の円形生地をかぶせる
    ※ ジャムはごく少量・アプリコットで隠れるくらいの大きさに塗る
  4. ③で重ねた2枚の生地の縁をあわせる。ドライアプリコットの周りに点を打つように、竹串のうしろを上から押し付けて2枚の生地をとじる
    ※ 竹串を押し付けたところは穴の空いた状態になっていてOK
     
  5. 【アーモンドのせ】①の円形生地を1枚使って1個分を作る。スライスアーモンドを上面に満遍なくのせ、上からコーヒーシュガーを散らす
    • スライスアーモンド 適量
    • コーヒーシュガー(小粒) 適量
       
  6. 【ディアマンクッキー】①の余り生地を円筒状にのばし、側面にコーヒーシュガーをまぶす。軽く押し付けながら転がしてコーヒーシュガーを定着させ、7−8mm幅くらいにカットする
    ※ カットする際に断面がつぶれるくらい生地が柔らかくなっているときは、冷凍庫で冷やして固くする
    • コーヒーシュガー(小粒) 適量
       
  7. 成形した生地をクッキングシートをしいた天板に並べ、190℃に予熱したオーブンで10〜15分焼く
    ※ 焼き色を見ながら、途中で位置を変える。早く焼き上がったものはオーブンから出す