con caffè | コーヒーのおとも

新玉ねぎと新じゃがでオニオンポテトブレッドレシピ

新じゃがと新玉ねぎを買ってきた。そんな季節だ。

一袋にたくさん入っているから、何かコーヒーのおともに使ってもいいな。甘くないやつ。新玉ねぎのフラムクーヘンとか、じゃがいものガトーみたいな。

じゃがいもと玉ねぎと両方使うなら、パン生地で包んでチーズをのせて焼くのもいい。コーヒーに合いそうだ。

想像がふくらんだところでストックを見たら、強力粉はある。イーストは切らしていた。

買い物から帰ってきたところなのに、また近所のスーパーまで買いに出るなんて。パンを焼くのが一気に面倒くさくなる。また今度、ということにして、その日はパンを焼くのをやめた。それで、スマホの買い物リストメモに追加する代わりに、ネット通販でドライイーストを注文した。

動機の弱い「また今度」は来ないことが多いから。つぎに買い物に出た時には気が変わって、パンを焼くことなく新玉ねぎや新じゃがの季節が終わってしまうかもしれない。届く宅配便でリマインダーをセットしておく。

わざわざ人手を煩わせて届けてもらうのだからと、近所のスーパーでは売っていないドライイーストにした。

サラ秋田白神

よくできたもので、ドライイーストが届くのを待つ間に面倒くささは消えて、気が変わるどころか、パンをぜひとも焼きたい気分になっていた。

あきらめるの手前に延期するという手段があるのだな。待ってよかった。買ったモノ自体も良く、安い強力粉を使ってもいい香りに焼き上がったし。

春コーヒーのおともに、新玉ねぎと新じゃがでオニオンポテトブレッド。焼きたてでなければ温め直して、食べる直前の熱々なところに挽きたてのブラックペッパーをかけるのがいい。

材料と作り方はこんな感じ。

※ 6個分

【パン生地】ボウルに合わせた粉類に、水に溶いたドライイーストと水を加えてこねる。艶が出るまでこねたら、乾燥しないようにして1.5倍の大きさになるまで30℃で発酵させる
※ 白神こだま酵母ドライはぬるま湯で溶いて10分おいてから使用

【フィリング】じゃがいもは皮に切れ目を入れて柔らかくなるまでレンジ加熱する。皮をむき、つぶして調味料で味付けする。薄くスライスした玉ねぎとチーズを加え混ぜ、置いておく

【パン生地】①の生地を台にあけ、手で押してから６等分して丸め、濡れ布巾をかけて15分休ませる
③の生地を円盤状に薄くのばし、②のフィリングを包んで丸める。閉じ目を下にしてオーブンシートをしいた天板に並べ、乾燥しないようにして1.5倍の大きさになるまで30℃で発酵させる
※ 発酵が終わる少し前にオーブンの予熱を開始する
④のパンの上面に十字の切り込みを入れて開き、バターとピザ用チーズをのせる。230℃に予熱したオーブンで20分焼く

この投稿をInstagramで見る

concaffe_otomo(@concaffe_otomo)がシェアした投稿