【レシピ】あんことアプリコットジャムの小さなビクトリアケーキ を先に読む
ビクトリアケーキは、やっぱり紅茶のおともという気がする。トーストにいちごジャムならコーヒーのおともにいいのに、スポンジケーキでいちごジャムをサンドしたケーキだと、違う。コーヒーにだって合うだろうに、なんでだろう。紅茶を愛する国のクラシックなケーキだからかもしれない。
それとは別に、あんみつに入っている干しあんずとあんこの相性の良さについて、あれはすごいと思っていて、干しあんずとあんこの何かをコーヒーのおともにしたいというのがここ最近の関心事項だった。
ビクトリアケーキをコーヒーのおともにするなら、と、あんずとあんこの何か、が合流してビクトリアケーキのいちごジャムをアプリコットジャムとあんこに置き換えてみることにした。
アプリコットジャムの酸味とあんこはやっぱりよく合って、おいしい。あと、ダークラムは公約数というか、アプリコットジャムにもあんこにもスポンジケーキにもコーヒーにも合うから、ダークラムを入れたのは、コーヒーのおともとしてのまとまりをもたせるのによかったんじゃないかと思う。
コーヒーのおともにするなら、あんことアプリコットジャムでビクトリアケーキ。酸味がおいしいコーヒーをアイスにして合わせたい。
材料と作り方はこんな感じ。ちょっとあんこが多かったかもしれない。はさむ量はお好みで。
あんことアプリコットジャムの小さなビクトリアケーキ 材料と作り方
※ 垂直マフィン型使用。3個分
下準備①:型にバター(分量外)を塗り、型に合わせてカットしたオーブンシートを貼り付けておく
下準備②:バターと卵は室温にもどしておく
- バターは柔らかく練り、砂糖を加えてハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜる
- バター 50g
- 砂糖 50g
- ①に溶いた卵を少しずつ加え、ハンドミキサーで混ぜる
- 卵 1個
- 卵 1個
- ②に薄力粉をふるい入れ、ゴムべラでさっくりと混ぜる
- 薄力粉 50g
- 薄力粉 50g
- ③の生地を6等分してオーブンシートを敷き込んだ型に入れる。表面をならし型の底をたたいて空気をぬいて、180℃に予熱したオーブンで15分焼く
- ④が焼き上がったら型からはずして冷ます。上下を返し山形にふくらんだ上面を下にして、バットなど底が平らで重すぎないものを上にのせる(ふくらみをおさえる)
- アプリコットジャムにラムを加え混ぜる。ケーキの平らでないほうの面に、3個はジャムを、3個はあんこを塗る
- アプリコットジャム 20g
- ダークラム 小さじ1/3
- あんこ 30g
- ジャムとあんこを塗った面を内側にして⑥のケーキを重ねて、水分がなじむまで冷蔵庫で休ませる。食べる前に粉糖をふる
- 粉糖 適量
2枚のスポンジケーキを重ねて1個にするから、横から見て台形にならない垂直の型をつかった。高さはいらないから、イングリッシュマフィン用の型でもいいかもしれない。