りんごをたくさんいただいて、このあいだはジャムにしてケーキを焼いた。やっぱりコーヒーのおともにりんごはよく合う。
りんごはまだたっぷりある。もちろん、そのまま食べても大満足のおいしさなのだけど、せっかくたくさんあるのだから、いろいろな食べ方を試してみたい。
ジャムにしたり、ソテーしたりしないで、そのまま生地に入れて焼くケーキだったら、食感が違って面白いかもしれない。最近、買い換えたスライサーを使いたい気持ちにも後押しされて、ガトーインビジブルをつくることにした。
りんごの厚さを1.3mmに。厚さ調整ができるやつを買ったから試してみたかったのだ。
シナモンもバニラも使わなかったのが正解で、りんごの香りをストレートに楽しめるお菓子になった。オーブンからいい香りがあふれてきて、出来上がりを待つ間も幸せな気持ちだ。
ほとんどりんごでできてるからしつこくなくて、軽い。ごはんの後でも食べられそう。バニラアイスを添えたら合うだろうけど、デザートにするならカラメルソースを添えるくらいにボリュームを抑えるのがいいかもしれないな。
食後のコーヒーのおともに、ガトーインビジブル(Gâteau Invisible)。小さい型で焼いて、小さいポーションに切り分けて、食後の「もうあとちょっとだけ」をちょうどいい量で楽しもう。
材料と作り方はこんな感じ。テフロン加工の型を使って更にバターを塗ってもくっついちゃったので、型にはオーブンシートを敷いたほうがいいと思う。
ガトーインビジブル 材料と作り方
※ ミニパウンド型2個 + マフィン型2個分
下準備① 型の内側にバター(分量外)を塗っておく
下準備② りんごは皮をむき芯を取りスライスしやすいサイズに切り分けておく
- 卵と砂糖をボウルにあわせて白っぽくなるまで混ぜる
- 卵 2個
- 砂糖 50g
- 溶かしバターと牛乳を合わせて①に加え混ぜる<
- 溶かしバター 20g
- 牛乳 小さじ2
- 粉類を合わせて②に加え混ぜる<
- 薄力粉 70g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 皮をむき芯を取ったりんごを薄くスライスし、③のボウルに入れて生地の液と混ぜる
※ オーブンを180℃で予熱しはじめる - りんご 2個(600gくらい)
- バターを塗った型の8分目くらいの高さまで④のりんごを層になるように敷き詰め、生地の液をひたひたくらいまで注ぐ
- 180℃で予熱をしたオーブンで40分焼く
※ 上面がこげてきたらアルミホイルをかぶせる
- 生地が冷めたら切り分けて盛り付ける
※ 写真のソースは耐熱容器にカラメルタブレットと少量の水を入れて電子レンジ加熱したもの
カラメルソースを固めたタブレット。プリンを作りたい衝動にかられた時にもすごく便利