年末年始に生乳の需要が落ち込んで、大量廃棄になりそう、というニュースがあって。
#1日1L なんてハッシュタグもある。牛乳を1リットルってね、なかなかだよね。飲むのは無理だなあ。大量消費だったらなんだろう。考えてみたんだけど、リコッタじゃないかと。
簡単に作れそうなレシピを探してみた。
調べてみると、なめらかな舌触りのリコッタを作るには、あんまり高い温度にしたらダメらしくて、60℃から74℃が推奨されてるつくり方が多いみたい。けど、「材料3つ・家庭でつくれるリコッタ」というこの動画、ふきこぼれてる、よね?卵と混ぜて焼いちゃうから、これぐらい大雑把でも、よしとしたい。
自家製リコッタは、思いのほか牛乳の香りが良くて、おいしかった。また作りたいと思ったし、リコッタのあのバスケット、欲しくなってしまったくらい。か、ざる豆腐のざるか。多分すぐ飽きるから、買わないけど。
牛乳の大量消費がのぞまれる年末年始のコーヒーのおともに、牛乳からつくるリコッタのスフレ。
粉が入らないスフレは、すぐにしぼんでしまうけど、軽くて、ふたつみっつぺろっと食べられる。1リットルの牛乳から200gくらいのリコッタがつくれるから、150gをスフレに使って、残った分はそのままジャムや蜂蜜をかけて食べてもいいんじゃないかな。
微量も微量すぎて何にもなりはしないだろうけど、気持ちだけ。牛乳をつかった何か、コーヒーを飲みながら考えてみた。コーヒーのおともにも、ばっちりだったよ。
材料と作り方はこんな感じ
リコッタのスフレ 材料と作り方
※ 88mm楕円形ミニパウンドケーキ型 7個分
下準備: オーブンを180℃で予熱する
- リコッターチーズに砂糖、オレンジピール、卵黄を入れて混ぜる
- リコッタチーズ 120g
リコッタチーズのつくり方 - 砂糖 大さじ1
- オレンジピール(刻んだもの) 小さじ1
- 卵黄 1個分
- 卵白に砂糖を加え白く滑らかになるまで泡立てる
- 卵白 1個分
- 砂糖 大さじ1/2
- ①と②を合わせてさっくりと混ぜ、型に入れる
- 天板に③を並べ、170℃のオーブンで25〜30分焼く
※ 焼き色にむらが出るようなら、途中、位置を変える
- ジャムにラムを混ぜ、焼き上がった④の表面に塗る
- アプリコットジャム 大さじ1
- ダークラム 小さじ1/2
牛乳からつくるリコッタチーズ 材料と作り方
※ レモン汁は生のレモンを使うよりポッカレモンなどのリキッドレモン(もしくは酢)を使う方がphが安定して失敗しにくいそう
- 小鍋に牛乳と塩を入れ、中火にかけて沸かす
- 牛乳 1リットル
- 塩 5g
- 吹きこぼれる寸前で火を止めレモン汁を加えて混ぜる
- レモン汁 大さじ2
- レモン汁 大さじ2
- ②を10分ほど置くと分離してくるので、クッキングペーパーなどを敷いたざるで濾す
※ 2-3時間おくと水気が切れる