揚げないりんごのフリッター　レシピ - con caffè

【レシピ】揚げないりんごのフリッター を先に読む

揚げないりんごのフリッターレシピ

急にドーナツが食べたくなって、食べたいものを厳密に考えてみたらりんごのフリッターだということになって、でも、揚げものはちょっと重たいかもと躊躇した。

理性が先回りして食べる前から胃もたれさせる。揚げ菓子でなきゃだめだろうか。シナモンで香り付けしたりんごのソテーがあれば、「食べたいものを食べた」という満足は得られそうな気がする。

焼くか。フリッターの生地を揚げずに焼くことにした。焼き上がりを味見したら、食感はサクふわでドーナツというよりは、おやつパンという感じ。フリッターとは別物だけど、悪くない。

りんごとシナモンとコーヒーの相性の良さは、間違いないから、コーヒーを淹れよう。グレーズが乾くのを待つあいだ、慌てなくても時間はたっぷりある。

レモン汁とりんご酢の酸味でキュッと締まった印象のりんごには、酸味が爽やかなアイスコーヒーをあわせたい。

アイスコーヒーのおともに、揚げないりんごのフリッター。暖かくなったと思った途端にまた寒くなったりと安定しない季節の変わり目、これから雨が降るごとに、アイスコーヒーを飲みたくなるような暖かい日も増えて来そうだ。

材料と作り方はこんな感じ。

【生地】粉末の材料と細かくちぎったバターをボウルにあわせ、人肌に温めた牛乳と卵を加えて混ぜる。水分がなくなったら台にあけてひとかたまりになるまでこねる。ひとかたまりになったら2時間おいておく

【りんごのソテー】りんごは皮と芯をのぞき、2cm角に刻む。フライパンにバターを溶かした後、りんご、砂糖、シナモンを加えてソテーする。バターとりんごの水分がぬけてカラメル色になってきたらリンゴ酢とレモン汁を加えて水分がなくなるまで加熱する。火からおろし、室温に冷ましておく

こね台に強力粉で打ち粉をして①の生地を出し、めんぼうで1cm厚くらいにのばす。②のりんごを上にのせ広げ、強力粉を一面にふりかけてからロール状に巻き込む
③を斜めの格子に細かくカットして、もう一度ひとかたまりにまとめる。6等分してオーブンシートを敷いた天板に並べ、ラップをかけて20分休ませる
※ オーブンを210℃で予熱開始する