ブリオッシュを焼いた時、家にワッフルシュガーがあるのを発見して、いつだったか、ワッフルを焼こうとしていたことを思い出した。
賞味期限が迫る生イーストを使い切ってしまいたい気持ちに背中を押されて、使い終わって洗ったばかりのボウルで再び、強力粉を計量する。
今回つくったのはリエージュ風と呼ばれるやつで、ワッフルにも色々ある。サクサクに焼くブリュッセル風に、ベーキングパウダーを使うふわふわのアメリカ風、洋風せんべいみたいなオランダのストループワッフル … カリカリ食感が得られる生地のカドをたくさん味わいたい欲求の強さがワッフルのバリエーションを豊富にさせるんだろうか。
ある分を使い切ったから、今回はワッフルシュガーが少なくて甘さ控えめになった。食べるときにジャムや蜂蜜をのせてもいいくらいの甘さ。いちごを砂糖でマリネしようかちょっと迷って、“砂糖味”にしてしまうのはもったいない気がしたので、いちごは切るだけ。代わりにコンデンスミルクで甘さを足してみた。
いちごのみずみずしさとすっぱさが、初夏らしく爽やかでいい。夏の訪れを感じる季節のコーヒーのおともに、いちごとリエージュワッフル。コーヒーはアイスでもホットでも。焼き上がりを食べるか、トースターで温め直して、外サク中ふわにして食べるのがおすすめだ。
材料と作り方はこんな感じ。
リエージュワッフル 材料と作り方
※ 6個分
- 温めた牛乳に砂糖とイーストを入れて溶かし、10分おく
- 牛乳 180ml ※35〜38℃くらい
- きび砂糖 15g
- 生イースト 11g
- ボウルに強力粉と塩を入れて混ぜ合わせ、①と卵を入れて混ぜる。ひとかたまりになったらラップをかけて45分おく
- 強力粉 250g
- 塩 ひとつまみ
- 卵 1個
- ボウルの中で生地を内側に折り込むようにしてガスを抜き、表面がなめらかになるまで繰り返す。なめらかになったら丸めてボウルにラップをかけ、冷蔵庫で一晩寝かす
- 生地を冷蔵庫から出したらワッフルシュガーを加えて混ぜ、6分割してボール状に丸める。濡らしたキッチンペーパーとラップを被せて30分おいておく
- ワッフルシュガー 40g
- ワッフルパンを中火にかけ、両面を予熱する。生地をワッフルパンにのせ片面2〜3分ずつ、焼き色がつくまで焼く
- ワッフルを皿にのせ、ヘタをとって4つ割にしたいちごを添えてコンデンスミルクをかける
- いちご 適量
- コンデンスミルク 適量