外出が憚られる連休は、家で過ごす時間が長くて、冷蔵庫を開ける回数が増える。それで、冷蔵庫や冷凍庫の中に発見した食材を消費するための何かを、わざわざ作ってみてもいいな、という気持ちになる。時間があるし、家にもいるし。
見つけたのは、業務スーパーでテンションが上がって、つい、買ってしまった大容量の冷凍ラズベリー。これを使って、何か作ろうじゃないか、と考えてみた。ラズベリーはコーヒーに合うし、せっかくなら、コーヒーのおともになるような何かを。
生地を寝かせる時間をとって作る、スコーンなんてどうだろう。朝でもおやつでも、夜食でも、いろんな時間帯のコーヒーのおともになりそうだ。
材料と作り方はこんな感じ。
冷凍ラズベリーは溶けると水分が出て扱いづらいから、生地に混ぜ込まずに、凍ったまま載せて焼いた。
冷凍ラズベリーのスコーン 材料と作り方(4個分)
- ボウルに粉類を混ぜ合わせる
- 薄力粉 120g
- 砂糖 小さじ2
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- バターを細かく刻んで①のボウルに入れ、粉とバターを指ですり潰しながら粉状に混ぜる
- バター 30g
- ②に少しずつ牛乳を加えながら混ぜ、ひとかたまりにする。混ざりきらなくてよい
- 牛乳 大さじ4
- まとめた生地を厚さ1cmくらいに延ばし、ラップをして冷凍庫で1時間休ませる
※朝、焼き立てを食べたいときは、前日の夜から一晩寝かせてもよい
- 強力粉で打ち粉をしたまな板の上に、休ませた④の生地をのせる。上面に満遍なくラズベリーを散らし、ラズベリーの上から砂糖を振りかける
- 冷凍ラズベリー 40g ※ 小片に割っておく
- 砂糖 小さじ1
- ⑤の生地を2等分し、上下に重ねてひとかたまりに(ラズベリーとスコーン生地で4層に、厚さは2枚分になる)したあと、4つに切り分ける
- ⑥をバットや皿などにのせてラップをし、冷凍庫で冷やす。オーブンを200℃で余熱開始する
- オーブンの余熱が完了したら、オーブンシートを敷いた天板に、冷やしたスコーン生地をのせ、上面に蜂蜜をたらす。
- はちみつ 小さじ2
- 200℃のオーブンで15分焼いたら、いちど取り出し、スコーンの上面に粉糖をふって、もう5分焼く
- 粉糖 小さじ1くらい
業務スーパーの冷凍ラズベリーは、酸味がちょうど良くて、使い勝手がいい。業務スーパーのダークチョコレートと一緒に、チョコレートテリーヌにしてもおいしかった。