コーヒー人気のサードウェーブ到来とともに、ハンドドリップのスタンダードみたいに普及したハリオの円錐ドリッパー。当然のように、我が家にもある。
昔はペーパードリップと言ったら台形ドリッパーで、カリタか、メリタだった。ドイツのメリタ夫人がつくった一つ穴ドリッパーが世界的に普及したのが最初で、国産メーカーのカリタが三つ穴ドリッパーを開発したんだっけ?
これがカリタの台形ドリッパー:底に小さな穴が一列に3つあいている。
これがメリタの台形ドリッパー:底の真ん中に小さな穴が1つあいている。
サードウェーブ到来前は、スーパーのキッチン用品売り場のような限られた棚スペースしかないところだと、置いてるドリッパーはカリタ一択だったんじゃないかな。いまはハリオの円錐ドリッパーを見ることが多い。
コーヒーの味わいにも時代の好みがたぶんあって、「カフェ」のコーヒーと昔ながらの「喫茶店」のコーヒーは、ちょっと趣向が違うよね。
今っぽい味わいのコーヒーはハリオの円錐ドリッパーで淹れるのが合ってる気がするんだ。カリタでもウェーブ型のドリッパーは今どきのコーヒー専門店で使われてたりするから、時代に合った味わいを引き出す抽出方法なのかもしれないな。
ドリッパー沼は嵌ると深そうだから、我が家は、浅煎り〜中煎りのコーヒー豆にはハリオ、深煎りのコーヒー豆にはコーノ式、くらいの使い分けにしておく。ウェーブ型ドリッパーも、興味はあるのだけれども。