寒さのピークの翌日が立春なのだとか言うけれども、立春を過ぎてもまだまだ寒い日は続く。立春後の寒さのことを余寒（よかん）と言うのだそうな。寒さの余韻なのね。
季節が変わっても続く暑さは残暑、寒さは余寒。言い当ててる気がするな。いいね、日本語の機微。
寒い日に暖かい室内で食べるアイスクリームは格別だし、熱々のコーヒーと一緒だったら、最高だ。寒さの余韻をアイスクリームとコーヒーで楽しもうじゃないか。
近隣のスーパーやコンビニで探せずにいた丸永製菓の「おいももなか」をドラッグストアで見つけたので、買ってきた。やったね。同メーカーの「あいすまんじゅう」は大体どこでも買えるのに、「おいももなか」は、なかなか見ないんだよね。
調べてみたら、ネットでも買えるみたい。まとめ買いになるから4個入りの箱じゃなくて、個包装タイプの方がいいかもしれない。冷凍庫の空き状況により。
焼き芋アイス。おいしい方の焼き芋のアイス。香ばしさも感じる “できの良さ” が素晴らしい。見た目が可愛いさつまいも型モナカだからと言って、なめてかかると驚かされる。さつまいもの甘さがぎゅっと引き出された「当たりの焼き芋」の味がするんだ。
原材料のさつまいもの30％が紅はるかとのこと。それがどのくらいどのように影響しているのかを味わい分ける舌は持ち合わせていないけれども、家で焼き芋をつくるときは、紅はるかを選ぶことが多いから、開発した人と好みを共感できたみたいで嬉しい。
冷やした焼き芋も好きなんだ。焼き芋のアイスは、好みのど真ん中だ。焼き芋って、冷やすと透き通るような甘さになって、焼き立てとはまた違ったおいしさになるんだよね。
「おいももなか」アイスに入っているさつまいものペーストみたいなクリームが、ねっとり焼き上がった焼き芋を冷やしたときの、あの感じで、もう、まさに、まさに。
余寒を味わうコーヒーのおともに、丸永製菓「おいももなか」アイス。
4個入りを買ったけど、多分すぐなくなっちゃう。また、あのドラッグストアに行って、ストックを買っておかなきゃ。
