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朝ごはんコーヒーのおともに、発酵あんこのおはぎ

 

【レシピ】発酵あんこのおはぎ を先に読む  

 

発酵あんこのおはぎ レシピ

 

今更ながら、ヨーグルトメーカーを買って、米こうじ甘酒をつかったレシピをあれこれ考えている。

 

「水気を切った甘酒はライスプディングのようだ」と感じ、タルトにしてみたものの、これはまあまあな仕上がりになった。

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ヨーグルトメーカーでつくる王道のおやつと言えば、発酵あんこがある。みんな作ってるんだから、きっと、間違いないやつだ。せっかくだから、やってみようか。

 

あんこを作るときには大量に砂糖を入れるもの。甘酒の甘さだってなかなかに強烈だから、砂糖なしでいけそうな気がする。小豆のでんぷん含有量は50%くらいあるらしいし、それがブドウ糖に変わるなら、きっと大丈夫。

 

小豆を柔らかく煮て、煮崩れた状態で米こうじと混ぜてつぶしあんに。あんこには米粒の食感を残したくなくて、米こうじは粉末にして使った。逆に中のごはんは粒が残るくらいのつぶし具合にしたい。つぶつぶ食感を立たせるため、もち米じゃなくてもち麦入りのごはんにした。

 

米粒の食感を残してすりつぶすのを「半ごろし」って言うんだよね。転じて、おはぎ(ぼたもち)そのものを「半ごろし」と言う地域もあるらしい。物騒な物言いだ。

 

旅人が宿で「半ごろし(おはぎ)にしようか、手打ち(うどん)がいいか」とおもてなしの相談をしている声を聞き、勘違いして逃げ出した、といった落語の話もあったね。

 

「半ごろし」でも「本ごろし」でも、ごはんの具合はお好みで。甘さも米こうじの量で加減できる。

 

朝ごはんコーヒーのおともに、発酵あんこのおはぎ。コーヒーは、短時間で濃く入れてからお湯を差してスッキリ淹れたやつがいい。暑くても、ホットで。あずきとごはんで、1日の元気をしっかりチャージしよう。

 

材料と作り方はこんな感じ。小豆の渋が気になるなら途中で茹でこぼして渋切りしてもいい。コーヒーのおともであれば、ある程度のくせというか、独特の風味が残っている方が私には好みかな。

 

 

 

  発酵あんこのおはぎ 材料と作り方

下準備:米こうじはミルミキサーで粉末にしておく

  1. 【あんこ】前日から準備する。小豆は軽く洗い、水と一緒に鍋に入れて中火にかける。沸騰したら水を150ml足して湯温を下げ、再び沸騰したら弱火に落として指でつぶれるくらい柔らかくなるまで茹でる
    • 小豆 100g
    • 水 300ml + 150ml
       
  2. ①の小豆の温度が59℃以下になるまで冷ます。冷めたら粉末にした米こうじを加えてよく混ぜ、ヨーグルトメーカーにセットする
    ※ 温度と時間は、甘酒と同様に60℃・8時間
    • 米こうじ 100g
       
  3. 【ごはん】米を研ぎ、米粒が白くなるまで浸水させる(浸水の水は分量外)。もち麦も分量の水に漬けておく。炊飯釜に水気を切った米と1合炊きの分量の水を入れたあとで、浸水させていたもち麦を水ごと入れてよく混ぜ、炊飯する。
    もち麦用の水は商品が推奨する分量(袋に書いてある量)
    • 米 1合(180ml)
    • 米用の水 1合分 ※ 炊飯釜の1合のラインまで水を入れる
    • もち麦 大さじ4
    • もち麦用の水 100ml
       
  4. ③のごはんをボウルに移し、すりこぎですりつぶす。丸めたごはんをあんこで包む。きなこのおはぎは、円盤状に広げたごはんで丸めたあんこを包んで、きなこを外側にまぶす
    ※ お好みできなこに砂糖を加えて混ぜても良い
    • きなこ 適量
       

 

シャトルシェフなら、沸騰後、蓋をして弱火で15分加熱したあと、保温鍋に入れて30分おく工程を2回。土鍋でも、圧力鍋でも、小豆が柔らかくなれば鍋はなんでもいい