バナナが熟して色づいているのをみたら、マフィンにして食べたくなり、そのまま食べるのをガマンして完熟を待つことにした。
思いつきには勢いが必要で、数日経ってバナナが完熟になる頃には、つくるのが億劫になっていた。いい頃合いになってから2日経ち、熟していくバナナがプレッシャーになって来る。
めんどくさい。でも、バナナマフィンは食べたい。今日こそ作るぞと心に決めて、でも、気負ってやることでもないから、できる限り手間なく簡単なやり方で適当に行こう。
材料は計量カップとスプーンで大体ではかり、バナナをつぶすのも粉以外の材料を混ぜるのもハンドブレンダーを使う。とにかく手間を省いて、おおざっぱに作る。
混ぜるだけのお菓子レシピには、むかしはジューサーミキサーを使っていたのだけど、分解して洗って乾かすのがめんどうくさくて、洗い物が圧倒的に楽なハンドブレンダーに切り替えた。
思いつきでなにか作りたいときに、いろんなハードルを低くしてくれて便利だ。
バナナもあっという間に細かくなっちゃうけど、うっかりシェイクみたいにとろとろになってもバナナ味になるから大丈夫。そんなことより、フォークやマッシャーでバナナを潰す手間から解放されたい。
億劫がりながら適当につくっても、しっとりふわふわに焼き上がって、ちゃんとおいしいんだ。バナナとシナモン、ココナッツの香りは、コーヒーにばっちり合う。
自分を甘やかしたい日のコーヒーのおともに、バナナマフィン。めんどくさい時は大概でいいから、コーヒーがおいしくのめたら、それで良しとしよう。
材料と作り方はこんな感じ
バナナマフィン 材料と作り方
※ 8号グラシンカップ 11個分
下準備: オーブンを200℃で予熱する
- 粉類をボウルにあわせて泡立て器で混ぜておく
- ハンドブレンダー用の容器に材料を入れて混ぜる
※ 別のボウルで泡立て器を使って手で混ぜても良い - 卵 1個
- きび砂糖 1/2カップ(100ml)
- 牛乳 大さじ2
- レモン汁 小さじ1
- 溶かしバター 大さじ2
- 米油 大さじ2 ※ 好みの植物油
- ②にバナナを手でちぎって入れ、ハンドブレンダーで細かくする
- バナナ 小3本(180gくらい)
- ①の粉のボウルに③を流し入れ、泡立て器で混ぜる
※ 底からすくって落とすようにして練らないように混ぜる
- グラシンカップを敷いたマフィン型に8割くらいの高さまで生地を入れ、ココナッツと砂糖を上から散らす
- ⑤を200℃に予熱したオーブンで8分焼き、190℃に温度を下げて8分焼く
※ 焼き色のつきかたが均等になるよう、途中で位置を変える - ココナッツフレーク 大さじ2
- 砂糖(上白糖) 大さじ2