暑くなってきて、汗をかくようになると、「麦茶を冷蔵庫に常備しなくては」と思う。夏の間は切らさないようにと残量を気にして冷蔵庫を開けるたびにチェックを欠かさない程なのに、秋の訪れとともに、自然と「もういいかな」という気分になって、作らなくなる。体が欲しているんだろうか。何を？ミネラルを？
同じような理屈によるものか、暑くなって汗をたくさんかくようになると、黒糖のお菓子が食べたくなる。アレンジコーヒーを飲むときにも黒蜜のラテにしたりとか。
黒糖のお菓子はいろいろあるけれど、ダイレクトに黒糖を感じられるものがいい。味の印象が強くて長く残るから、お腹には重たくないものがいい。例えば、ふわふわの小麦粉の生地に糖蜜と黒砂糖でコーティングされた黒棒みたいなのが、いいんだ。
そもそも、黒糖がコーヒーに合うから、アイスでなくてもホットでも、暑い日でなくても寒い日でも、ナイスなコーヒーのおともになる。でも、暑さに負けそうな日のアイスコーヒーのおともに、黒棒。夏のコーヒータイムの定番にしたい。
