明日から、二十四節気の冬至に入る。冬至日12月22日は、1年で一番夜が長い日、この日を境に少しずつ日が長くなっていくんだね。
この間はスウェーデンの冬至のお祭り・聖ルシア祭に食べるパンについて書いたけど、日本の冬至なら、かぼちゃか柚子。かぼちゃか柚子の何かをコーヒーのおともにしようじゃないか。
迷ったのは、チーズケーキね。レモンカードをのせたレアチーズケーキのレシピを柚子に置き換えてみたら、おいしそうじゃない? でも、いかんせん、寒いんだ。レアチーズケーキは見た目が涼しすぎる。
最強の寒波が来ているって言うもんね。柚子はお風呂に入れて、食べるのは、かぼちゃにしよう。しかし、まさか気象ニュースで「最強」なんて語を見るとは思わないから、びっくりした。
かぼちゃのプリンなんて、どうかな。焼きプリン。
ハロウィンにドーナツを作った時にスパイスを入れたのがおいしかったから、パンプキンパイにつかうスパイスを入れて、底にはコーヒーに浸したクッキーを敷いてみた。このままでもおいしいんだけど、皿に盛ってメープルシロップをかけたところで完成、だな。メープルシロップはたっぷりとかけて。
冬至を迎えるコーヒーのおともに、かぼちゃプリン。コーヒーは、カフェラテにして、ラムをちょっと振って飲むのが合うと思う。ここからまだ、寒さはもう一段、厳しくなるけれど、一陽来復。太陽の復活と再生をお祝いしよう。
材料と作り方はこんな感じ
かぼちゃの焼きプリン 材料と作り方
※ 400ml耐熱容器(12cm角)使用
下準備① 湯煎に使うお湯を沸かしておく
下準備② オーブンを170°で予熱する
- クッキーを手で割り、コーヒーに浸して耐熱容器の底に敷く
※ だいたい底を覆える程度の小ささに。粉々にしなくてよい - かぼちゃは種・皮を除いて2cm角くらいにカットする。耐熱ボウルなどに入れてラップをかけ、柔らかくなるまで1分ずつレンジ加熱する
- かぼちゃ 100g(種・皮をとったあと)[*1]
- ②と材料をあわせてミキサーにかけ、ざるで濾す
- ①の器に③のプリン液を流し込む
※ 底のクッキーが動かないよう静かに注ぐ
- 天板にプリンの耐熱容器よりも大きいバットを置き、その中に④を置く。バットに湯を流し込み、160℃のオーブンで40分湯煎焼きにする
※ バットに入れる湯の量は、プリンの耐熱容器の高さ半分くらいまで。プリン液に湯が入らないよう注意 - 皿に盛り、メープルシロップをかける
- メープルシロップ 適量
濃いめに淹れたコーヒーがいい。インスタントコーヒーでもいいし、マキネッタで淹れたコーヒーでも。1人分のモカエキスプレスの抽出量がだいたい40〜50mlくらい
*1:今回使ったのは、1/4カットで330gになった