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不要不急の外出を控えたおうちコーヒーのおともに、レーズンのミニパイ

 

【レシピ】冷凍パイシートでつくるレーズンのミニパイ を先に読む  

 

冷凍パイシートでつくるレーズンのミニパイ

 

冷凍庫の中にパイシートが1枚だけ残っているのを見つけた。できあがるのはパイだから、何かしらコーヒーのおともになるものがつくれそうだ。

 

言ってしまえば、あまり物の活用だし、わざわざ材料を買い足さずにできるものがいい。乾物のストックにレーズンがある。これを使おう。コーヒーにレーズンは、すごく好きな組み合わせで、シナモンロールにもレーズンを入れるし、ビスコッティもナッツを入れずにレーズンだけで作ったりする。

 

レーズンがあれば間違いないというか、パイシートにレーズンを巻き込んで焼くだけでも、コーヒーを美味しく飲むには「これぐらいで充分」 と思えるはず。レーズンのミニパイは、買い物に出なくても作れる、必要充分なコーヒーのおともだ。

 

何が必要充分かということについては、ここしばらく、短くない期間、考え続けてきた。不要不急の外出を控える生活態度について考えて来た、その裏面で。

 

外出に必然の理由が求められる空気が世の中に充ちて来て、必要と認められる日常の買い物のために、毎日、スーパーに出かけるようになった。

 

今まであまり見なかった年配男性の姿を、平日・昼間のスーパーでたくさん見かけるようになったのは気のせいだろうか。日に一度くらい、家を出たいよね、と勝手な共感を持ってしまう。

 

日常生活の中には、不要不急なことの方が多くて、人生の楽しみも不要不急なことの中に多く見出せるものなんじゃないかと思う。寝て起きて食事して、それだけでひとの暮らしはできていない。

 

状況が過ぎゆくのを耐えて待つしかないとあきらめつつ、必要充分を限度に楽しみを見出していくことはあきらめずに、虚しさを飼い慣らす意気込みで、コーヒーを淹れよう。

 

そんな不要不急の外出を控えたおうちコーヒーのおともには、ありものでつくるレーズンのミニパイがぴったりかもしれない。

 

パイシートをうすーく伸ばして、表面にバターを塗ってから砂糖と刻みレーズンを散らし、ロール状にくるくる巻いてカットして、層をつくって焼いてみた。クラフィンの成型を参考に。

 

材料と作り方はこんな感じ

 

 

 

  冷凍パイシートでつくるレーズンのミニパイ 材料と作り方(3個分)

※ 18cm×10cmパイシートを使用
下準備① レーズンは細かく刻み、バターは室温に戻しておく
下準備② オーブンを190℃に予熱する

  1. パイシートを長辺で3等分(6x10cmを3枚)し、ラップやオーブンシートではさんで、めんぼうで薄くのばす
    ※ 冷やしながら扱いやすいかたさに調整する
    • パイシート 1枚(18cm×10cm)
       
  2. ①の上面にバターを塗り、砂糖をふり、レーズンを散らす。手前から奥にロール状に巻き、巻いた向きから90°回転させて半分に切る
    ※ 断面が渦巻きにならない向きで
    • バター 大さじ1/2
    • きび砂糖 小さじ1と1/2
    • レーズン 小さじ3
       
  3. マフィン型やプリン型に②の生地を入れる。断面の層が外側になるよう巻きながら入れ、2段重ねにする。上面に粉糖を振り、180℃のオーブンで15分焼く。
    • 粉糖 適宜
       



コーヒーのおともには、レーズンがあれば、というところがある。