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10月28日・霎時施|時雨どきに飲むコーヒーのおともに、きみしぐれ

 

【レシピ】きみしぐれ を先に読む  

 

季節の和菓子・きみしぐれ レシピ

 

2022年10月28日は、一年を七十二候で分けたら、霎時施(こさめ ときどきふる)に入る日。これから、ひと雨ごとに気温が下がって冬に近づいていく。冬支度が始まるんだね。

 

ぱらぱらと雨の降る旧暦10月は時雨月と呼ばれるのだそうで、時雨(しぐれ)は「過ぐる」を由来とする通り雨のこと。降ったりやんだり、晴れたり曇ったり、そんな時候らしい。

 

時雨と聴けば思い浮かぶ和菓子がある。「きみしぐれ」だ。表面のひび割れが、雲間からのぞく陽の光を思わせる、時雨の空に似たお菓子。秋冬のお菓子というわけでもなさそうで、春先にも出まわるようだけれども。時雨は冬の季語でも、春時雨という季語もあるものね。

 

時雨の風情を楽しんで、晩秋のコーヒータイムにきみしぐれなんて、いいんじゃないか。

 

まず、ゆで卵はモーニングコーヒーのおともに鉄板。ゆで卵の黄身を白あんに練り込んだきみしぐれが、コーヒーのおともにならないわけがない、でしょう?

 

時雨どきに飲むコーヒーのおともに、きみしぐれ。秋から冬へと変化する空模様を眺めながら、季節のコーヒータイムを楽しもう。

 

材料と作り方はこんな感じ。

あんまりしっかりひびが入らなかった。白あんの水分を十分にとばせなかったか、卵黄を足しすぎたか、生地の水分が多すぎたかもしれない。

 

 

 

  きみしぐれ 材料と作り方(8個分)

下準備① 蒸篭の底面に合わせてクッキングシートをカットし、蒸気が抜けるよう穴をあけて、底に敷いておく
下準備② こしあんは8分割して(12gずつ)丸めて、ラップをかけて置いておく

  1. 白ねりあんと水を鍋に入れて弱火にかけ、練りながら水分を飛ばす。固くなってきたら火を止める、濡らしたキッチンペーパーをかけて冷ましておく
    ※ レンジ加熱で水分を飛ばしても良い:耐熱ボウルの内側にあんを薄く貼り付けて500W・1分→混ぜる を繰り返す

    • 白ねりあん 160g
    • 水 大さじ2
       
  2. 卵1個は固ゆでにし、温かいうちに黄身をとって裏ごす。①の白あんに合わせて混ぜる

    • ゆで卵の黄身 1個分

  3. 上新粉とベーキングパウダーを加えて混ぜ、卵黄を加え混ぜて固さを調整する。8等分して丸め、ラップをかけておく
    ※ 指で触っても付かないくらいの固さを目安に、柔らかすぎる場合は①の注記の要領でレンジ加熱して水分を飛ばす

    • 卵黄 1個分 
    • 上新粉 8g
    • ベーキングパウダー 小さじ1/4

       
  4. ③の生地を円盤状に伸ばして、こしあんを包み、蒸篭に並べる。
    ※ 底が薄くなるよう、縁を薄くのばして包む

  5. 鍋に湯を沸かし蒸気が上がったら蒸篭をのせ、強火で5分蒸す
    ※ 蒸しあがったら蒸篭に入れたまま冷まし、冷めてから取り出す